コクヨグループは「結の森」プロジェクト※として高知県の大正町森林組合とのお付き合いを通し、森林再生につながる間伐材利用を積極的に進めて、「森と地域の再生」に取り組んでいます。
高知県の四万十川地域の「大正町森林組合」との共同開発による、ヒノキ集成材(間伐材※)を利用した木肌の美しい「結の森」商品をご提供しています
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ポイントアップコレクションのポイントを「結の森」プロジェクトへの寄付にお使いいただけます。寄付いただいたポイントは、適切な森林整備や間伐のために活用されます。
※ポイントアップの詳細はこちら
2007年8月から12月末までに100社を超えるお客様からのお申込みを頂きました。
お申込みいただいたポイントは国・県の補助金とあわせて「結の森」約10ha(東京ドーム約2.1個分の面積に相当)の間伐事業に活用させていただきます。
今後とも「結の森プロジェクト」へのご支援をよろしくお願いいたします。
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●四万十ヒノキの特徴
四季の変化がはっきりしている季候が関係しているのか、四万十のヒノキはやや赤みを帯びたピンク色の木肌をしているといわれています。さらに、ヒノキ特有のさわやかな香りや、やわらかな肌触りが特徴です。
●集成材って何?
厚さ2〜3cmの板を切ったりつないだりすることで、新たにつなぎ合わせてつくったもの。節が多い部分や曲がったものなど、一般の工程では捨てられ無駄になってしまう部分を効率よく使うことができるため、環境に配慮した素材といえます。
▲四万十の豊かな森
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▲赤みを帯びた木目が魅力
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▲集成材:節の入り方もひとつの味わい。
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●大正町森林組合集成材工場の様子
除伐や間伐をしない人工林は過密になり、中に光が届かない真っ暗な森となってしまいます。そうなると、下層植生(森の中に生える草など)が生えなくなり、森林土壌が流出しやくなって
山地崩壊や水害などの災害が起きやすくなります。手入れされていない日本の人工林の荒廃が、自然環境を悪化させているのです。
間伐材を積極的に活用することは、大切な資源をムダにしないことと、森林の活性化にもつながります。
コクヨと四万十地域の結い(ゆい)の関係によって、森づくりなどを行うものです。
コンセプト
人と人、人と自然の「つながり」を結いあわせ、つながりを連鎖させていくことによって、環境と経済の好循環を実現していきます。
コクヨは森林資源に依存してきた企業だからこそできる森林保全活動に取り組んでいます。「商品を通じて世の中の役に立つ」という観点から森林問題に取り組んできたコクヨグループですが、現在、森林そのものを直接保全する活動を行っています。
対象とする森林は、国有林や公有林ではなく私有林。最後の清流といわれる四万十川地域です。地域の多様な主体との協働で、地域の再生を目指します。